パリ五輪のサッカー女子は31日(日本時間8月1日)に1次リーグ最終戦が行われ、日本はナイジェリアと対戦した。
1―0で迎えた前半32分、FW植木理子(ウェストハム)の強烈なヘディングシュートがバーを叩くと、そのこぼれ球にFW田中美南(ロイヤルズ)が素早く反応。左足で押し込んで、貴重な追加点を奪った。
田中は前戦のブラジル戦で、決定機を再三外してPKも失敗。試合後には涙を浮かべて苦しい思いを口にした。
心機一転迎えたナイジェリア戦で、ついに今大会初ゴール。ファンやサポーターからもSNS上で「田中美南が決めたってのが良い。PK失敗払拭した!」「田中美南ゴール この間のPK失敗帳消しだ」などと復活を喜ぶ声が続出した。
不調から吹っ切れた田中の躍進に期待がかかる。