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【バレーボール】高橋藍が〝本能〟の解放を宣言「もっともっと出さないと」

東スポWEB 2024年8月1日 1時36分

【フランス・パリ31日発】バレーボール男子日本代表の高橋藍(サントリー)が〝本能全開〟宣言だ。

パリ南アリーナで行われたパリ五輪の1次リーグ第2戦では、東京五輪銅メダルのアルゼンチンに3―1で勝利。通算成績を1勝1敗とし、8強入りへ大きく前進した。チーム2位の14得点を挙げた高橋は「今日(勝ち点)3点取ることが予選を突破するには必須になってくるポイントだった。しっかり3点取れたのが自分たちとってもプラス。ここで1勝できたことで次の米国戦に向けて、それぞれの選手が自信をつけられたいい試合になったと思う」と収穫を口にした。

2―3で敗れた初陣のドイツ戦は、セッター・関田誠大(ジェイテクト)との呼吸に乱れが生じたが、この日は大幅に改善。「OQT(パリ五輪予選)の時もそうだが、しんどい時にお互いよく話すことがある。結局はやっぱり自分たちが最終的には適当にやろうというか(OQTの)エジプト戦に負けた後に本能、センスでやっていこうと話した」と明かした。

大会に挑むにあたり、連係なども入念に確認。だからこそ「本当にバレーを楽しんでいる。調子がいい時はどこからでもクイックをあげたりしてくる。そういうプレーが今の日本のプレーの良さだと思う。常にコミュニケーションを取っているので、自分が託された場面で決めているだけ。本当になるようになるし、自分たちを信じて、自分たちも本能でやっていこうと話した」と笑みを浮かべた。

ただ、肝心の〝本能度〟はまだまだ低いという。「もっともっと出さないといけない。今日1勝できたので、メンタル的な部分でも次に臨む気持ちも違うと思う。もっともっと面白い日本のバレー、強い日本のバレーが出せると思う」と闘志を燃やした。

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