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齋藤飛鳥が映画「推しの子」出演 原作ファンから異論も〝揺るがない自信〟のワケ

東スポWEB 2024年8月1日 6時24分

元乃木坂46で女優の齋藤飛鳥(25)が出演する「【推しの子】」のドラマ版(Prime Videoで11月28日配信)、映画版(東映で12月20日公開)が、早くも賛否両論を呼んでいる。

同作は、言わずと知れた同名漫画、アニメの実写版。ドラマ・映画化には原作ファンから厳しい声もあるが、制作サイドは齋藤の〝バリュー〟でヒットにつながると自信を持っているようだ。

「推しの子」は人気絶頂アイドルのアイと双子の子供のアクア、ルビーを軸に芸能界の光と闇を描いた漫画。そのアニメ版が昨年4月からTOKYO MXで放送され、YOASOBIによるテーマ曲「アイドル」は世界的にヒットした。

今年1月に東映とAmazonの共同で実写化され、俳優の櫻井海音が主演してアクア役、元「=LOVE」の齊藤なぎさがルビー役、乃木坂46時代に圧倒的な人気を誇った齋藤がアイ役をそれぞれ務めることが発表された。記者会見でも東映側は「アニメ版を超えられる渾身の1本に」と自信をのぞかせた。

7月にはキャラクターのプロモーションビデオが解禁され、齋藤が演じるアイが披露された。SNS上では「めっちゃ楽しみ」といった声が多数投稿されたが、原作ファンからは「アイのコスプレした齋藤飛鳥」「イメージと違う」といった指摘が相次いだ。

それでも制作サイドの自信は揺るがないようだ。

昨年5月、齋藤が乃木坂を卒業した直後に写真集「ミュージアム」が発売された。

「これが爆売れしたこともあって『推しの子』制作サイドは、齋藤さんが乃木坂46を卒業後もファンからの〝ニーズ〟が見込めると判断し、キャスティングにつながりました。実際に出演オファーしたのは昨年夏ごろです」(映画関係者)

ニーズを立証する心強いデータもある。

「『ミュージアム』の制作費は他のタレントの写真集のそれと比べてケタ違いでした。『ミュージアム』の撮影に帯同したスタッフらが海外の一流ホテルに滞在するなどして2000万円超を計上。それでも昨年内での売り上げは驚異の3億円超えといわれます。制作費をペイどころか余裕で黒字です」(出版関係者)

実写版「推しの子」で原作ファンからの厳しい声をはね返したい。

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