パリ五輪の競泳男子２００メートル平泳ぎ決勝（３１日＝日本時間１日）で日本の花車優（イトマン東進）は２分８秒７９で５位、渡辺一平（トヨタ自動車）は２分８秒８３で６位とメダルには届かなかった。レオン・マルシャン（フランス）が２分５秒８５の五輪新記録で金メダルを獲得した。
花車は「ベストを出していれば、メダルに届いたんで、そこはちょっと悔しい」とし「この１年間、いろんな挑戦をしてきた。五輪の舞台に立てたのは良かったですし、決勝で戦えたのも良かったです。ここまでの自分の歩みとして誇らしく思う」と語った。
渡辺は「水泳ってマジ難しいっす！。今シーズン好調で五輪に向けて努力してきたつもりなんですけど、なかなかタイムにつながらなかった。水泳なのか、平泳ぎなのかめちゃめちゃ奥深いですね」とし「今日できるパフォーマンスはすべて出せた。よく頑張ったかな」と興奮気味に話した。
マルシャンは、すでに４００メートル個人メドレーを制し、この日は２００メートルバタフライでも金メダルを手にしており、今大会３種目目の優勝となった。ＳＮＳでは「マルシャンすごすぎ」「あれはやばい」「怪物だな」との声が出ていた。