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【F1】ペレス急転残留の裏にリバティメディアの〝介入〟か「メキシコGPで収益減少を懸念」

東スポWEB 2024年8月1日 7時26分

F1のレッドブルが大不振により更迭が確実視されたセルジオ・ペレス(34)を急転残留された裏に、F1を所有する米リバティメディアによる〝介入〟があったようだ。

ペレスは不振が続いたまま夏季中断を迎え、レッドブルグループの首脳陣が集まって緊急会議を開催。製造者部門のタイトルが危うい窮地で復調は見込めないありさまだけに欧米各国メディアは更迭を確実視していたが、協議の結果出された結論はまさかの「続投」だった。

しかし、この決断はレッドブルグループだけで下されたものではない可能性が出てきた。

ドイツのモータースポーツ専門メディア「F1インサイダー」は「ペレスはメキシコGPが救いか?」と指摘。水面下での動きをこう詳報した。

「舞台裏では何が起こったのか。F1の権利保有者であるリバティメディアは、レッドブルにペレスの解任を再考するよう要請した。人気の英雄ペレスがいないと、10月27日のメキシコGPでは極端な収益の減少が懸念されたからだ」と衝撃の事実を伝えた。

ペレスには母国メキシコの巨大企業が複数スポンサーとして付いており、現地での人気は絶大。ファンからも高い支持を受けている。もしペレスが王者レッドブルから更迭されたら、メキシコGPでの収入に甚大な損害が出ることは間違いない。そこでF1を所有するリバティメディアが〝鶴の一声〟で、ペレス残留をレッドブル側に命じたというわけだ。

期待が高まっていた角田裕毅の昇格が阻まれたのは、ペレスの背後にある〝カネ〟の力が一番の要因だったようだ。

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