１日のＮＨＫ「あさイチ」に、同局の連続テレビ小説「虎に翼」出演中の土居志央梨と名村辰がゲスト出演。劇中の２人は大学の同級生でともに法曹界に身を置くが、大バトルを繰り広げた因縁があった。
よね（土居）は同級生のヒロイン・寅子（伊藤沙莉）らと女子学生による法廷劇を開催。そこでヤジを飛ばした小橋（名村）は女性蔑視のような視線を注ぎ、怒ったよねに股間キックを見舞われていた。
スタジオで仲良くポーズを決めた２人に、博多大吉は「ドラマと違い過ぎる。よねさんと小橋さんはどう見ても犬猿の仲なんですけど、実は事務所の先輩後輩にあたるんですよね」。土居は「彼が二十歳ぐらいの時から知っていて、ホント、普段はかわいい弟みたいな感じで…」と答え、小橋は「ありがとうございます」と頭を下げた。土居は「まさか『虎に翼』で彼を蹴り上げることになるとはって感じで…」と振り返った。
名村によると、俳優を始めた時から土居に世話になっており、「地元のお姉ちゃんみたいな感じがしていて、いつもお世話になっている。そういう関係でございます」と説明した。
その後、土居の大学時代の写真が紹介された。仲間たちと写っていた、その隣には「虎に翼」で寅子の兄・直道を演じた上川周作が。「周作はまったく同期で、１８歳からずっと授業を毎日一緒に受けていた仲間で」と土居が話すと、博多華丸は「エーっ！」。
２人は京都芸術大の映画学科俳優コースの卒業生。はしゃいだような姿を写した前出の写真に、土居は「こんなふざけた大学生だったんで、朝ドラで共演することになるとはって感じで」と恐縮気味に話した。池間昌人アナウンサーが「隣に並んだ２人がですよ、同じ朝ドラに出て…」と奇遇のような経緯を強調すると、「すごいねぇ」と華丸。土居も「びっくりですね」と実感していた。