お笑いコンビ「アンタッチャブル」の柴田英嗣(49)が都内で1日、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」の新セット「ブルームバロウ」発売PRイベントに出席した。
この「マジック――」は、世界中でプレイヤー数5000万人超というトレカゲームの元祖で、国際大会も行われている。2日発売の「ブルームバロウ」は、擬人化された勇敢な森の動物たちの活躍を描くトレカセット。
芸能界きっての動物マニアで知られる柴田は、主人公のネズミ・メイブルになりきり登場したが、「このゲームを知らなかった。マジシャンのイベントかと思ってた」という。
この場でゲームを初体験。対戦者のカードゲームYouTuber・常盤ゆいが、デモンストレーションでブルームバロウの1パックを開けたところ、15枚のうち1枚が、メイブルの「レイズド・フォイル」という超激レアカードだった。「最初(レアカードを)仕込もうって話してたんですけど、マジで仕込んでないス」「すごいス」「ヤバいス」と、その場にいたスタッフたちも仰天。
聞けば、まず1パックからメイブルが出る確率は3・66%。レイズド・フォイルは21種類あるから、メイブルのレイズド・フォイルを引く確率は約0・17%だ。スタッフの1人は「天文学的数字。この場でそれが出るってのがスゴい」と語っていた。
イベント後の囲み取材で「私じゃないんですけど、引いたのは」と恐縮しながらも、柴田は〝引き〟の強さを告白。「小学生の時、母親に内緒で人気ゲームの抽選券を取りに本屋へ行ったところ「当たる確率1000分の10ですが、0001番を引いた」という。
「で、(ゲームを)買えることになって、お母さんにお金もらって買いに行ったんですよ。まさか(当たりを)引くと思わなかったですけど。〝これは相当な運だな〟と思いました。そんなに引かないタイプなんですけど、そういうのやらないんですよ、あんまり。でもそれ当ててるんで、相当引きは強いタイプだと思いますね」
柴田は「山崎(弘也=相方)と出会ったという引きもかなり大きい」と語っていたが、気になるのは超激レアカードの行方だ。スタッフから「お渡しします」と言質を取ると、柴田もビックリ。ただ、このカードの価値が分からない。
「すごく周りに聞きます一旦。それしか確認できないんで。向こう(スタッフ)のリアクション的にはすごくデカかったから、これは知ってる芸能人の方に『これ持ってんだけどどうだ?』って…」
この日のギャラより高い可能性があるのではと振ると、柴田は「十分にあると思いますよ。カードは(プレミアが付くと)育ちますから、楽しみです」と喜んでいた。