人気ロックバンド「サンボマスター」のボーカル山口隆（４８）が１日、楽天―ソフトバンク戦（東京ドーム）のセレモニアルピッチに登場した。
ライブパフォーマンス後、楽天の帽子とユニホームを身にまとって再び姿を見せた山口は、四方に手を振りながらマウンド上へ。勢いよく振りかぶると投球はゆるやかな弧を描き、ホームベース手前でショートバウンドしながらも捕手役を務めた楽天アンバサダー・銀次氏（３６）のミットへ収まった。
球場全体から歓声と拍手を浴びた山口は登板後に「あんなに気持ちがいいもんなんですね。滅多にさせていただけない経験でほんとに幸せでした。光栄の極みでございました」と興奮冷めやらぬ表情。「（キャッチャー役の）銀次さんにやる前に（投げ方を）教えていただいたんです。『ちょっと上めに投げる気持ちでやってください』って言うふうにアドバイスいただきました」とにこやかに語り、目を輝かせていた。