西武は1日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1―4と敗れ今季9度目の4連敗。このカードは開幕から未勝利の14連敗となり、1965年にサンケイが中日に喫した開幕13連敗を59年ぶりに更新する屈辱のプロ野球記録となった。
西武の借金は最大35に膨らんだ。
この日も先発・与座海人投手(27)が2本の被弾に泣いた。3回までロッテ打線を無安打に抑えていた与座だたが、4回二死一塁から角中にスライダーをラッキーゾーンに放り込まれ2失点。5回にも先頭・藤原恭にソロ本塁打を献上し与座は5回1/3、3安打4失点で2敗目(1勝)を喫した。
打線は5回にロッテ先発・佐々木朗希から鈴木将の適時打で1点を奪ったものの得点はそれだけだった。
与座は「序盤は上手く打たせながら抑えることができていました。2本の本塁打は上手く打たれたのもありますが、もう少し厳しく攻めることができたと思います。2本目の本塁打に関しては点を取ってもらった後というところでしっかりと抑えないといけない場面でした。悔しいです」と2被弾を悔やんだ。
これでロッテ戦は開幕から6カード、14試合試合全敗のNPB記録を更新。渡辺久信監督代行(58)は「この連敗に早くピリオドを打たないと」としていたが、屈辱の連敗ストップは次カード27日からの3連戦(ZOZOマリン)以降にお預けとなった。