パリ五輪の体操男子団体総合で金メダルを獲得した日本代表が１日、パリ市内でメダリスト会見を行った。
７月３１日の個人総合も制して２冠に輝いたニューエース・岡慎之助（徳洲会）は「団体はみんなでつないで最後まであきらめずできてよかった。個人総合はこの舞台に立てなかった選手の分まで演技して、何より楽しむことと、関わってくれた人に感謝を演技で返すという思いでできた」と語った。
初の団体金を実現させた橋本大輝（セントラルスポーツ）も「（団体の）表彰台のてっぺんに上って、みんなで笑い合えたあの景色は今後も忘れることはない」としみじみ語った。
個人総合では連覇を逃したものの、岡が「大輝君から『胸を張って自信持っていけよ』という言葉をもらって自信になった」と語るように、しっかり後輩の金を〝アシスト〟していた。
また、谷川航（セントラルスポーツ）は「これで体操を応援してくれる人がもっと増えたらいいと思うし、体操を始めてくれる子供たちが増えたらいいなと思っている」と、さらなる競技活性化を望んだ。