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【卓球】「いつもだったら折れていた」平野美宇 敗戦も驚異の粘り「団体戦に生かす」

東スポWEB 2024年8月1日 22時53分

【フランス・パリ1日発】卓球女子の平野美宇(木下グループ)が、団体戦でのリベンジを誓った。

1日にパリ南アリーナで行われたパリ五輪のシングルス準々決勝では、20歳の申裕斌(シン・ユビン=韓国)と対戦。3ゲームを連取される苦しい展開だったが「このままじゃあ後悔する」と着替えを挟んで間をとった。4ゲーム以降は平野のペースで試合が進むも、最終第7ゲームを11―13で落とし、3―4で敗戦。「このままじゃ負けれないなと思って頑張ったけど、勝てなくて悔しいです」と肩を落とした。

前回の東京五輪は団体戦のみの出場。パリ五輪は約2年間の選考レースを制してシングルス代表の座を勝ち取った。

「なかなか出場権が獲得できなかったシングルスだったので、最初で最後かもしれないなと思って後悔のないようにやった。後悔はないけど、メダルを取るまでには足りなかった」と顔をしかめながらも「これは団体戦に生かすしかない」と気持ちを切り替えた。

4強入りを逃したとはいえ、0―3からの粘りは成長の証し。「いつもだったらちょっと(気持ちが)折れていたと思うが、負けていても1球ずつ戦術を展開できたところはよかった」と前を向いた平野。団体戦ではテッペンをつかみ取る覚悟だ。

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