【フランス・パリ１日発】バレーボール女子日本代表の真鍋政義監督が、難敵の勝負強さに脱帽だ。
パリ南アリーナで行われたパリ五輪のバレーボール女子１次リーグ第２戦で世界ランキング７位の日本は同２位のブラジルと対戦し、０―３のストレートで敗戦。６月のネーションズリーグ（ＶＮＬ）準決勝では勝利を収めるも、リベンジを喫した。
指揮官は「ブラジルの集中力が今日は本当にすばらしかった。我々のサーブから全く崩れなかった」と振り返った。
初陣のポーランド戦は１―３で敗れ、この日も黒星を喫して通算成績は０勝２敗に。決勝トーナメント進出へ黄色信号が灯った。「世界ランキング２位（ブラジル）と４位（ポーランド）で、当然厳しいのはわかっていた。そうは言いながら、いいところも出た」と前向きに語った。
最終戦は３日にケニアと相まみえる。決勝トーナメント進出へ「最終戦はどうなるかわからないけど、我々が練習してきたことを出したい」と決意を新たにした。