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水原一平被告の賭博の元締めが有罪認める 米国司法官が発表、最大18年の刑

東スポWEB 2024年8月2日 6時0分

米国司法官は1日(日本時間2日)、ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳・水原一平被告(39)の賭博の元締めとされるマシュー・ボウヤー氏が、違法なギャンブル事業の運営、マネーロンダリング、虚偽の納税申告書の購買について有罪を認めることに同意したと発表した。正式な罪状認否の審理は9日に予定されている。

ボウヤー氏は2023年10月までの5年間、違法賭博を手がけ、700人以上の顧客がいたとされる。水原被告は21年9月から昨年1月までボウヤー氏のもとで少なくとも1万9000回に亘って違法賭博を行い、合計で少なくとも1億4200万ドル(当時のレートで約184億6000万円)を得て、1億8200万ドル(約236億6000万円)を損失し、約4000万ドル(約52億円)の負債を残したという。

ボウヤー氏が有罪を認めた場合、刑務所で最大18年の刑に処せられる。

なお、ボウヤー氏の素性について裁判所の書類には「南カリフォルニア州に本拠を置く野球クラブのプロ選手」と説明され、ブックメーカーとして活躍する元マイナーリーグ選手だったと文書は主張しているという。

ボウヤ―氏の弁護士は3月、ボウヤ―氏が水原被告のブックメーカーであることを認めている。水原被告とは共通の知人を通じて知り合ったという。

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