ピン芸人のパーマ大佐が２日、「モーニングショー」（テレビ朝日系）に出演。パリ五輪の卓球特集で、詳しすぎる解説を披露してスタジオとＳＮＳを驚愕させた。
これまで番組では各競技について過去のメダリストら元選手たちがスタジオで徹底解説してきたが、この日、登場したのはパーマ大佐だった。「よろしくお願いします。パーマ大佐です」とあいさつすると、さっそく長嶋一茂が「大佐なのに謙虚だね」とツッコんだ。
司会の羽鳥慎一アナが「ちょっと関係ないんですけど、『森のくまさん』の替え歌がおもしろいんです」と紹介すると、玉川徹氏は「昨日見た。パーマ大佐って何だろうなって。ごめんなさいね、ちょっと知りたいと思って」と明かし、一茂＆玉川コンビはパーマ大佐をよく知らずにポカンといった様子だ。
しかし、解説を始めると２人の態度は一変。パーマ大佐が女子シングルス準決勝に進出した早田ひなの強さの秘密を詳しく解説し、中国の世界ランク３位の選手が対日本人選手の勝率の悪さから４位の選手に取って代わられた事情などを明かすと、一茂も「すごいよね」と感心するしかない。
登場時、「アナタは誰？」状態だったパーマ大佐だが、解説中、何度もテーブルに置かれたラケットとピンポン玉を落とす〝ハプニング〟を交えながら、分かりやすく卓球の解説をやり切って見せた。
パーマ大佐が卓球解説に登場したことに驚いた人は多かったが、日本の卓球「Ｔリーグ」に所属するＴ・Ｔ彩たまのホーム試合でＭＣを務めるほどの卓球好きとして、一部では知られている。
番組終了後、ＳＮＳでは「パーマ大佐に似た卓球コーチとかかなと思ったらパーマ大佐でした」、「パーマ大佐の卓球愛、ついにモーニングショーでオリンピックの試合の解説まで」、「めっちゃわかりやすいし、何を聞かれても答えてるのすごい」など、驚きと称賛の声が相次いだ。