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【競泳】瀬戸大也とメダルを争うフランスの新怪物マルシャン「水泳キャップ2枚」の理由

東スポWEB 2024年8月2日 13時6分

パリ五輪の競泳男子で3つの金メダルを獲得した「新怪物」レオン・マルシャン(フランス)の水泳キャップが話題となっている。

開催国のスター選手は400メートル個人メドレー、200メートルバタフライ、200メートル平泳ぎといずれも圧巻のパフォーマンスで〝世界制覇〟。瀬戸大也(CHARIS)と競う200メートル個人メドレー決勝で4個目の金メダルを目指す。フランスメディア「RMCスポーツ」は「フランススポーツの歴史に名を連ねている。永遠にスポットライトを浴びることになる」と報じた。

そんな新怪物について同メディアは「なぜマルシャンは水泳帽を2つかぶって泳ぐのか」と指摘したうえで「これには2つの理由がある。水泳用ゴーグルが2つのキャップの間にしっかりと固定されるため、跳び込みやレース中に紛失するリスクが軽減できる。これにより頭がより泡のような(丸い)形状が形成されて、スイマーの流体力学も向上する」と解説した。

さらに「1枚目のキャップはほとんどの場合、ラテックスでできており、髪を内側に保持できる。2枚目のキャップは形状をより維持し、水中での抵抗を制限するためにシリコンでできている。レオンのように速く泳ぐヒントがわかった」とした上で「これは水泳の世界では広く行われていること」とも伝えていた。

実際、競泳界で「キャップ2枚」は珍しい行為ではないが、マルシャンの活躍で改めて注目を集めているようだ。

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