立憲民主党の泉健太代表は2日、東京・永田町の党本部で「連合出身議員政治懇談会」議員から要望書を受け取った。
要望書は労働組合中央組織、連合の第8回中央委員会で確認された「当面の国政選挙に臨む連合としてのスタンス」を支持し、立憲と国民民主党が政権の担い得る政治勢力結集に向けた協議に着手するよう求めている。
これに先立ち国民民主の玉木雄一郎代表も国会内で、同党所属の連合出身議員政治懇談会議員から同じ内容の要望書を受け取った。
泉氏は要望書を受け取った後に開いたぶら下がり取材で、協議に向けて玉木氏と電話で話したことをこう明かした。
「玉木さんも要望書を受け取ったということで、連合議員団の要望も踏まえて、早期になんらかの協議をやっていきましょうということです。具体的に何日かはまだですけども、基本的な考え方は互いに一致したと思います」
玉木氏は泉氏と政策協議を行う上で、立憲と日本共産党との関係性について「きちっと整理をしてほしい」と述べている。
これに泉氏は「整理ってなんの整理ですかね、という話しですね。我われはある意味(共産党と)ともに政権をともにしないということはすでに言っていますから、それは整理ですね。ですから(玉木氏に)整理は終わっていると思ってもらってもいい」と語った。