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【卓球】早田ひなは孫穎莎に敗戦 3位決定戦へ 東京五輪銅・伊藤美誠に続くメダルなるか

東スポWEB 2024年8月2日 21時39分

【フランス・パリ2日発】高い壁を打ち破ることはできなかった。パリ五輪の卓球女子シングルス準決勝(パリ南アリーナ)が行われ、日本のエース・早田ひな(日本生命)は、世界ランキング1位の孫穎莎(中国)に0―4で敗れ、3日の3位決定戦に回ることになった。

世界女王に金メダルへの道を阻まれた。準々決勝後に「東京五輪が終わってから3年間、自分がここで勝つために練習を積んできた。後悔なく、しっかり勝ちにいきたい」と語っていた早田だが、第1ゲームは序盤に4連続得点を喫する苦しい展開。カウンターなどで見せ場をつくるも、6―11で先取された。

第2ゲームは強烈なフォアハンドなどで得点を重ね、必死に食らいつく。それでも、中国ファンによる孫穎莎への大声援が響く中で、最後は孫穎莎に押し切られ、8―11で連取された。第3ゲームは終盤に8―8と追いついたが、再び8―11で落とした。後がない第4ゲームの序盤はお互いに点を取り合う。しかし、孫が先手を握ると、9連続失点で引き離され、万事休すとなった。

前回の東京五輪では同級生の伊藤美誠(スターツ)が銅メダルを獲得。日本勢として2大会連続のメダルに向けて、韓国の20歳の申裕斌(シン・ユビン)と対戦する。

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