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【広島】新井監督 3試合連続の1点差勝利にドヤ顔「そこはうちのストロング・ポイント」

東スポWEB 2024年8月2日 22時10分

3試合連続の1点差勝利―。2日、広島は中日を1―0で退け、今季4度目の4連勝で今季最多タイの貯金「9」で首位を堅守した。

試合後の新井貴浩監督(47)が「そこは(も)うちのストロング・ポイント」と2回、出てきたワードのそのものが勝因だ。まずは試合前までリーグ1位の防御率2・20の鉄壁投手陣だ。今季初先発の35歳のベテラン・野村が5回無失点と仕事を果たすと、6回以降は、1イニング刻みで、全員防御率1点台の左右のカルテットが登場。6回から黒原→7回・塹江→8回・森浦、9回をハーンとつなぎ、5人の投手で中日相手に完封リレーを完成させた。

この日は3連投回避のために、守護神・栗林を予めベンチ入りから外していたが、指揮官は「みんな誰を出しても自信を持って送り出してます」と自信満々。想定通りの継投策だったと、ドヤ顔を作った。

もう一つが連勝の原動力にもなっている堅守だ。とくに「菊池―矢野」の二遊間コンビの鉄壁ぶりは、この日の試合でも大いにモノを言った。27アウトのうち、実に2人の守備機会で12個のアウトを奪取。矢野の強肩アリ、菊池の正確無比のポジショニングでピンチ脱出アリ、もちろんコンビでの併殺アリと要所で2人の存在感が際立った。

「きょうも、矢野にしても、菊にしても、大きかったですね。カープらしい野球ができた」と再びドヤ顔。6回に野間、小園の〝連打〟でもぎ取った虎の子の1点を守り切った。

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