パリ五輪のサッカー男子準々決勝が2日(日本時間3日)に行われ、スペインと対戦した日本が今大会続発している〝疑惑の判定〟に泣かされる場面が見られた。
0―1と先制された後、前半19分にDF関根大輝が果敢にペナルティーエリア内に侵入した際に、DFクバルシに倒されるも、まさかのノーファウル判定。さらにその後、日本が右サイドからの突破からゴール前へクロスを入れると、副審は旗を上げていないにもかかわらず、主審が〝独断〟でオフサイドと判定。リプレー映像を見ると、明らかにオフサイドではないことから疑問の声が殺到。
MF本田圭佑(パロFC)も自身のX(旧ツイッター)で「オフサイドオフサイドちゃうやんけ!」と投稿した。
さらに、FW細谷真大(柏)の同点弾がまさかの取り消し。これにはファンやサポーターからSNS上で「本当にどっからどう見たらオフサイドなんだよ」「長年サッカーを観て来たが、あんなオフサイド見た事ない。最早サッカーではない」などと批判が沸騰。Xでは「オフサイド」がトレンドワードとなる事態になった。
これには本田も自身のXで連投。「チェックの意味が分からん。。。」「Oh my gosh…」などと判定を疑問視した。
リプレー映像では細谷の足がオフサイドラインを出ているようにも見えるが、判定は微妙なところ。今大会で日本がさまざまな競技で憂き目にあってきた不可解判定に、サッカーも泣かされることになってしまった。