2日に行われたパリ五輪柔道女子78キロ超級で素根輝(24=パーク24)は、左膝の負傷で敗者復活戦を棄権した。
準々決勝で古傷である左膝を痛めた。松葉づえ姿で取材に応じた素根は「膝がパキっとなって、そこからなかなか足の踏ん張りがきかず、思うような柔道ができなかった。そこも含めて自分の弱さなのかなと感じている」と振り返った。
連覇を目指した大会はメダルなしに終わった。それでも「苦しいことがたくさんあって、自分が望んだ結果を残せなかったけど、たくさんの方の支えのおかげでこの舞台に来られてよかった」と周囲のサポートに感謝した。
今後に向けては「膝を治して思い切り柔道がしたい」と意欲を見せた。3日の団体は出場できない見通しだ。