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【バスケット】男子終戦も「世界を驚かせた」 河村勇輝のNBA入りを海外メディアも期待

東スポWEB 2024年8月3日 7時46分

バスケットボール男子で、日本は2日に行われた1次リーグ最終戦のブラジル戦(ピエール・モロワ競技場)で84―102と完敗を喫し、今大会3連敗で終戦した。

この日の試合前に、エースの八村塁が左腓腹筋の負傷と診断され、離脱が決定。激震が走る中で日本は運命の一戦を迎えた。しかし、エースの抜けた穴は大きく、3ポイントシュートで攻勢をかけてくるブラジルに終始劣勢を強いられる展開。終盤は一気にリードを広げられ、敗れた。

無念の終戦となった日本にあって、輝きを放ったのが河村勇輝(23)だ。21得点10アシストと攻撃の中心として大活躍。それでもチームが敗退したため「ものすごく悔しい。あと1本を決めきれるか、止めるかが世界との差」と唇をかんだ。

今後はグリズリーズとエグジビット10契約を結び、米プロバスケットボールNBAの大舞台を目指す。「この経験を無駄にせず、この五輪があったからこそ成長できたと思えるようにしたい」と闘志を新たにした。

河村は第2戦の優勝候補フランス戦でも両チーム最多の29得点と大爆発。この活躍を受けてNBA入りへ期待も高まっている。スペインメディア「NBAマニアックス」は「フランスとの激突で世界を驚かせた。彼の才能は、彼が貢献できることをメンフィス(グリズリーズ)に考えさせた」と太鼓判。五輪の大ブレークが河村の昇格を後押しするか。

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