ドジャースの大谷翔平投手（３０）は自身初のプレーオフに出場できるのか。米投球データサービスのコーディファイ公式Ｘ（旧ツイッター）は１日（日本時間２日）に米データサイトのファングラフスが発表しているメジャー３０球団のプレーオフ進出確率を投稿。ドジャースの進出確率は９７・９％と全体で４番目だ。
しかし、チームは７月３０、３１日（同３１、１日）のパドレス戦に連敗、月間１１勝１３敗で２０１８年４月以来の月間負け越しとなり、地区２位のパドレスとの４・５ゲーム差は５月４日（同５日）以来の僅差。打線ではベッツ、マンシー、ロハスをケガで欠き、フリーマンは入院中の三男・マックス君に付き添うため、家族緊急リストに入っており、復帰は未定。先発投手陣も山本由伸投手（２５）、ビューラーが離脱している苦しい状況だ。
そんな中、バリー・スポーツ・ウエストでエンゼルス戦の解説を務め、大谷をよく知るマーク・グビザ氏はプレーオフ進出を確信。「彼の顔にはいつだってスマイルが浮かんでいるよね。私は彼がプレーオフの大舞台でそんなふうにプレーする機会を得られたらいいと願っている。それを見るのが私にとっても楽しみ」と語るとこう続けた。
「ワールドシリーズまで行くのはかなり大変だけど、もちろん行けたらいいよね。でも、それよりもまずプレーオフの最初のシリーズの最初の試合で彼自身が、そしてファンらがどんな反応をするのかをとにかく見てみたい」
ここから２か月、大谷が求めていた「ヒリヒリする戦い」が続く。バットで結果を出すだけだ。