読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏が３日放送の「ウェークアップ」（日本テレビ系）に出演した。
番組では、日銀が金融政策決定会合で金利を０・２５％程度に引き上げる決定をしたことを取り上げた。岸田文雄首相は「金融政策の正常化が経済ステージの移行を後押しする」、など利上げを促すような発言をしていた。
橋本氏は「物価高、円安に対して国民の不安がある。それに対して応えなければならない。政府と日銀は陰で色んな連携をしているって言えると思いますよ」と指摘。「こういう声を背景にしたと同時に今回の場合は、市場が予想するよりも早く利上げしたんですよね。なぜかと言うとね、次の会合が９月なんです。そうすると自民党の総裁選と直結しちゃうんですよ。この利上げが総裁選に影響を与えたと思われたくない。日銀独自の考えもあったのかもしれませんね」と解説した。