新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」3日大阪大会のAブロック公式戦で、ジェイク・リー(35)がカラム・ニューマン(21)から2勝目をあげた。
開幕戦(7月20日、大阪)こそSANADAに勝利し白星発進を飾ったジェイクだが、その後はまさかの4連敗。あとがない状況で迎えたこの日の公式戦も、カラムのスピードと空中殺法に苦戦を強いられた。
ネックスリプリングからの延髄蹴りを浴びたジェイクは、オスカッターをかわしてそのままチョークスラムで反撃に転じた。しかし追撃のチョークスラムをフランケンシュタイナーで切り返されてしまう。それでもカラムが走りこもうとしたところを追いかけてキチンシンクを発射。最後は一気にFBS(串刺しブーツ)で畳みかけ3カウントを奪った。
バックステージでは「笑いが…笑いが止まらない。本当に、私がイメージした通りに…ハハハ。これほど愉快なことはない。とても気持ちいい1戦だった。そして1勝だった」と高笑い。星取りでは苦しい状況には変わりないが「ここからただ単に連勝を重ねていくだけだ。そしたら上位陣に勝手に食い込むことだろう。それでもダメなら、その時はその時だ。もっと気楽に、私らしく…ただこれも本当とは限らないぜ?」と、マイペースを強調していた。