女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．（ヘイト）」に電撃加入した上谷沙弥（２７）が、不穏予告を放った。
これまで老舗ユニット「クイーンズ・クエスト（ＱＱ）」を一人で背負ってきたが、７月２８日の札幌大会で極悪軍団「大江戸隊」改め「ヘイト」に電撃加入。共闘していたワールド王者の舞華を裏切り、極悪リーダー・刀羅ナツコの同座初戴冠をアシストした。
３日に都内で行われた真夏の祭典「５★ＳＴＡＲ ＧＰ ２０２４」（１０日、横浜で開幕）の公開記者会見に出席。闇落ちして以来初めて公の場に姿を現した上谷は、赤かった髪の毛を黒く染め、首に黒いチョーカー、黒いＴシャツを身にまとい不敵な笑みを浮かべていた。マイクを持つと客席をなめまわすように見渡し「今までの私は全部死んだんで」とつぶやいた。
ブルースターＢブロックにエントリーした上谷は、極悪軍団入りする直前にレッドスターＡブロックに出場する舞華と決勝での再会を約束し、２人でゴッデス王座取りも目指していた。舞華との誓いは忘れていない様子で「約束通りアイツが決勝に上がってくるか楽しみだね…」とニヤリと笑った。
昨年は開幕戦で左ヒジを脱臼し４か月の欠場を強いられたが、今年は違う。「去年はいい夏休みをもらったんで、今年はお前らに最大の悪夢を見せてやるよ」と全方位に向け不敵なメッセージ。真夏の祭典に不穏な空気が漂っている。