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【新日本・G1】内藤哲也が新技コリエンド式首固めで3勝目 「ゲイブ・キッド、敵ではあるけどすごい選手だよ」

東スポWEB 2024年8月3日 18時25分

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」3日大阪大会のAブロック公式戦で、IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也(42)がSTRONG無差別級王者ゲイブ・キッド(27)を下し3勝目をあげた。

戦前から執ように挑発を繰り返されてきたゲイブとの王者対決は、激しい場外戦が繰り広げられた。内藤はゲイブを観客席へ投げつけるが、鉄柱攻撃で主導権を奪い返される。

ならばとブレーンバスターをカウンターのデスティーノで切り返した内藤は、エスペランサからコリエンド式デスティーノを狙う。しかしパンチで迎撃されると、バックドロップで反撃を許した。

それでも張り手合戦からのマッドマンボムをフランケンシュタイナーで切り返し、バックエルボーから延髄蹴りで再び攻勢に。ゲイブのラリアートを回避すると、コリエンド式デスティーノの要領から丸め込む「コリエンド式首固め」を初公開し3カウントを奪ってみせた。

ゲイブとの対戦を楽しみにしていたという内藤は「(辻)陽太を除けば、いま新世代と言われている人間のなかで頭一つ、いや体一つ抜けてるんじゃないの? ゲイブ・キッド、敵ではあるけどすごい選手だよ」と称賛。その上で「そんなゲイブ・キッドに勝ってしまった。そして3勝3敗、五分に戻ってしまった。さあ、この後、誰が俺を止めるのかな? もう止められないと思うよ」と、後半戦へ自信をのぞかせた。

次戦(6日、後楽園)では海野翔太と激突する。「俺に黒星をつけろとは言わないよ。でも爪痕を残してみろよ。ゲイブ・キッド以上の爪痕を残してみろよ。ま、無理だと思うけどね、カブロン!」と不敵に笑った前年度覇者が連覇、そして団体最高峰王者としてのG1制覇へと突き進む。

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