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古舘伊知郎がフジテレビ・倉田アナ〝金メダルに恋した14歳〟に「用意して何が悪いんだ」

東スポWEB 2024年8月3日 19時31分

フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)が3日、都内で行われた「古舘伊知郎『伝えるための準備学』刊行記念メディア発表会」に出席した。

ひろのぶと株式会社は、同書を先月22日に発売した。古舘は〝準備〟の大切さをつづった同書について「自白本みたいなもん。あるいは告白本」と話した。また「実況をやっている時はアドリブでやっていますみたいな、そう装ったり。裏で準備してるとか、苦悩しながら仕事に向かっていくっていう裏舞台は見せないほうがかっこいいんじゃないかって思ってた」とした上で「遅まきながら、そういう風に隠してかっこつけるのが逆にかっこ悪いんじゃないかと思ってきた」と本に込めた思いを語った。

これまで数多くの〝天才〟をを目の当たりにしてきたというが「松本人志とかある種のド天才」と明かすと「彼こそ準備とアドリブの狭間がわかんない人。瞬間的にボケたり、切り替えたり。そういう意味では天才」と褒めた。

また現在開催中のパリ五輪で話題になったフジテレビの倉田大誠アナウンサーの実況にも言及。倉田アナはパリ五輪のスケートボード女子ストリートで実況を担当し、吉沢恋の金メダル獲得の瞬間を「金メダルに恋した14歳」と表現。この実況にSNSでは「名実況」「狙い過ぎ」と賛否が巻き起こった。

古舘は「僕が一番興味持ったのは、それを女性アナウンサーがニコッと笑いながら『用意してたんですね』って。用意して何が悪いんだ。アドリブが素晴らしくて、狙って用意したのがカッコ悪いっていうのは古いなぁと思いました」と持論を述べた。さらに「倉田アナは狙ってるんですけどそういうところは面白い。自分もそういうことやってきたから」と共感していた。

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