Infoseek 楽天

【バレーボール】五輪で引退の古賀紗理那をねぎらう声「有終の美」 8強進出へわずかな望み

東スポWEB 2024年8月3日 22時14分

パリ五輪のバレーボール女子1次リーグ最終戦(3日)で、世界ランキング7位の日本は同20位のケニアと対戦。決勝トーナメント進出にわずかな望みをつないだ。

日本はポーランド、ブラジルに連敗したため、B組で3位以下が確定。準々決勝進出には各組3位の中で、上位2チームに入らないといけない。日本が3位で予選リーグを突破するのは、ケニア戦での3―0のストレート勝利が絶対条件。さらに4日のA組でフランスが米国に3―0で勝利することが条件となる。

第1セットを25―17で先取した日本は、続く第2セットも主将・古賀紗理那(28=NEC)の気迫あふれるサーブなどで25―22で連取した。第3セットでも勢いは止まらず、25―12でストレート勝利。1勝2敗の3位で1次リーグを終えた。

これで決勝トーナメント進出はフランス―米国の結果次第となったが、厳しい状況に変わりはない。試合中からSNS上では、パリ五輪限りでの現役引退を表明している古賀についての書き込みが目立った。「古賀ちゃんニコニコで涙出そう」「まだ古賀紗理那が観たいんだよ!!」。

試合後も「バレーボールが好きな古賀紗理那さん見られて本当に幸せですお疲れ様でした!かっこよかった!!」「まだ決まったわけではないけど、現役最後の試合かなぁ!?有終の美を飾ったね」「古賀の涙を見て泣かずにはいられなかった」とねぎらう声が上がった。

古賀は「今日はもうキャプテンとかそういうのは考えず、バレーボールが好きな古賀紗理那として戦いました」と試合を振り返り「本当に今日が最後だったかもしれないし、次まだ最後じゃないかもしれないので、その気持ちで戦っていきたい」。わずかな可能性を信じている。

この記事の関連ニュース