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【卓球】早田ひな「自分はどうなってもいい」 銅メダルの余韻に浸る間もなく団体戦へ

東スポWEB 2024年8月4日 1時10分

【フランス・パリ3日発】パリ五輪の卓球女子シングルス3位決定戦(パリ南アリーナ)で申裕斌(韓国)を4―2で下して銅メダルを獲得した早田ひな(日本生命)が、5日に始まる団体戦への思いを語った。

1日の準々決勝時に左腕を痛め、2日の準決勝は孫穎莎(中国)に完敗した。この日の3位決定戦に向けて、超音波治療などを朝から実施。最後は試合直前に痛み止めの注射を打ったという。「こんなタイミングで神様にいじわるされるとは思わなかったけど、日本のみなさんが支えてくれた」と感謝を口にした。

同種目では東京五輪銅メダルの伊藤美誠(スターツ)に続き、2大会連続で日本勢が表彰台に立った。歓喜に浸りたいところが、すぐさま団体戦が幕を開ける。「明日1日空くので、今日終わってからまたたくさんの方にもうケアしていただく。すごい長い時間かけて多分サポートしていただくと思う」と切り出した上で「平野(美宇)選手と張本(美和)選手はまだメダルを持っているわけじゃない。メダルに向けて自分はどうなってもいいと思っている。とにかくメダルを取るために、3人で一致団結して金メダルを目指したい」と決意を述べた。

2月の世界選手権団体戦は決勝で中国に2―3敗と惜敗。韓国の地で味わった悔しさをパリの地で晴らすことはできるか。

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