パリ五輪の女子サッカー準々決勝(3日=日本時間4日)で、日本は米国に0―1で敗れたが、勝敗を左右する〝微妙な判定〟があった。
試合は90分を戦い0―0のまま延長戦に突入。延長前半アディショナルタイム、米国は右サイドでロングボールを受けたFWトリニティ・ロッドマン(22)が豪快なシュート。これが決まり、米国が均衡を破った。しかも決めたのは、言わずと知れた元米バスケットボールNBAスター選手、デニス・ロッドマン氏(63)の娘だった。
だが、オフサイドラインギリギリだったため、SNS上では「めちゃオフサイドで草」という声も。さらにトラップした際の映像から「ハンドじゃない?」という指摘もあった。
テレビではビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の分析動画も流されオフサイドはなかったが、何かと誤審騒動が多いパリ五輪だけに、日本のファンが判定に異議を唱えるのもうなずける場面となった。