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【卓球】銅メダルの早田ひな リザーブの木原美悠に感謝「心中は痛いほどわかっている」

東スポWEB 2024年8月4日 1時11分

【フランス・パリ3日発】パリ五輪の卓球女子シングルス3位決定戦(パリ南アリーナ)で申裕斌(韓国)を4―2で下して銅メダルを獲得した早田ひな(日本生命)が、リザーブの木原美悠(木下グループ)への感謝を口にした。

この日が20歳の誕生日だった木原は、リザーブとしてパリ五輪に帯同。早田は準々決勝で左腕を痛め、満身創痍の状態で戦っていたが、大きな支えになったという。「できることをいろいろ励ましてくれた。練習の中でも関西弁のノリで『これできるんちゃう』『ええやん』みたいな感じで、すごく褒めてくれた。私にとっては木原選手の存在があって本当によかったなと思う」と神妙に語った。

前回の東京五輪では早田がリザーブとして帯同。木原の複雑な気持ちは誰よりも理解している。「人の気持ちを考えて行動する難しさを私は東京五輪の時に経験した。メダルを獲得していく仲間の練習相手や球拾いや応援などできることは何でもやった。その心中は痛いほどわかっている」と振り返った上で「誕生日プレゼントで『メダルを見たい』と言ってもらえたので、銅メダルを獲得できて、木原選手に見せられることが本当にうれしい」と声を弾ませた。

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