パリ五輪ゴルフ男子3日目(3日、ゴルフ・ナショナル=パー71)、首位タイから出た松山英樹(32=LEXUS)が、3バーディー、3ボギーの71と伸ばせず、首位と3打差となる通算11アンダーの4位タイに後退した。
前半はバーディーなしの2ボギーでスコアを落とすも、後半開始の10番パー4でチップインバーディーを奪うと、12番パー4で6メートルを沈める。巻き返していくが、14番パー5は2オンに成功させながら3パットのパー。15番パー4はバーディーだったものの、直後の16番パー3はボギー。波に乗れない1日となった。
2日間守った首位を明け渡したが、最終日(4日)は優勝圏内で臨む。ザンダー・シャウフェレ(米国)とジョン・ラーム(スペイン)が通算14アンダーで首位タイ。トミー・フリートウッド(英国)が1差3位につけ、松山らの5位グループが続く。実力者が金メダル争いを展開する中、松山は逆転Vなるか。