パリ五輪のフェンシング女子サーブル団体の3位決定戦(3日=日本時間4日)で、世界ランキング8位の日本(江村美咲、高嶋理沙、福島史帆実、尾崎世梨)は同1位のフランスを45―40で破り、銅メダルを獲得した。五輪サーブルでの日本勢のメダルは、男女通じて初の快挙となった。
日本は初戦の準々決勝で同2位のハンガリーを撃破。準決勝で同3位のウクライナに32―45で敗れたが、3位決定戦で開催国のフランスを撃破した。
個人戦で金メダルを期待されていたエースの江村(立飛ホールディングス)は、3回戦で格下の韓国選手にまさかの敗戦。しかし、この日は最終の第9ゲーム、3点リードの状況で登場し、試合を決める45ポイント目を奪った。
SNS上では「フェンシング女子サーブル団体銅メダル本当におめでとうございます」「フェンシングの剣さばきがかっこよすぎる。日本メダルおめでとう」「江村選手は個人の悔しさがあるから、メダル獲得してうれしいだろうな」「江村さーーーん! やったね! サーブル女子団体おめでとうございます」と、歓喜の声があがった。