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【巨人】井上温大の「逃げ投球」に荒療治 勝利まであと一死で降板→内海コーチが説教

東スポWEB 2024年8月4日 5時10分

巨人は3日のヤクルト戦(東京ドーム)に8―4で快勝。連敗を4で止めた。

だが試合後、阿部慎之助監督(45)は1点リードの5回二死で降板させた先発・井上温大投手(23)の投球について、「いや、ひどいですよね。その一言です」とバッサリ切り捨てた。

井上は初回いきなり4番・村上に先制の20号2ランを献上。味方が逆転し2点リードの5回二死走者なしで連続四球からオスナに適時打を許したところで、阿部監督がベンチを出た。

2番手・船迫が続く中村を打ち取りピンチを切り抜けた。その裏の攻撃でヘルナンデス、岡本和の2者連続アーチが飛び出し、船迫に今季4勝目(0敗)が転がり込んだ。

杉内投手チーフコーチは「(井上は)どうしても逃げているように見える。その日、調子が悪くてもローテにいる以上、何とかしないといけない」と注文。また試合中コメントでは内海投手コーチが「(井上は)球というよりはテンポが悪い。一球一球、投げるにしても打たれたくない、良い所に投げたい、というものが見える」とカミナリを落としていた。

試合後、内海コーチから〝説教〟を受けたという井上は「もっと攻めないといけない」と反省しきりだった。

井上は前回登板の7月27日のDeNA戦(横浜)でも気の抜けたボールを投げ、阿部監督から「10年早い」とカミナリを落とされていた。もちろんこれだけ言われるのは期待が大きい裏返し。5勝目を逃した井上だが、それ以上に貴重なものを受け取ったようだ。

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