米テネシー州ナッシュビルのマウント・ジュリエットで箱に入れられ捨てられた子猫が保護された。動物保護施設「トゥルー・レスキュー」が引き取ったところ、耳が4つあることが分かった。スタッフが「オーディオ」と名付け、先日、フェイスブックに投稿した。
生後8か月のオーディオは、耳が4つある状態で生まれ、捨てられた。預かったトゥルー・レスキューがフェイスブックに、茶トラ猫の画像とともに「とても珍しいので、あなたの耳を貸してください! この子猫は今日、保護施設に来ました。4つの耳を持って生まれるという珍しい遺伝子変異を持っています! 私の言うことをきちんと聞いてくれましたね!」と投稿した。
この投稿には「OMG(オー・マイ・ゴッド)。すごくかわいくてユニーク」など多くのコメントが寄せられている。
獣医師がオーディオを検査したところ、内耳は正常だった。今後、より精密な検査を行い、問題がなければ里親募集する。
直前に地域で洪水が発生し施設の建物が浸水してしまっていたが、オーディオの投稿が注目を集めたおかげで、動物愛好家から寄付が寄せられ、再建がはかどりそうだという。