巨人の阿部慎之助監督(45)が〝円熟エース〟の2年ぶりとなる2桁勝利を祝福した。
巨人は4日のヤクルト戦(東京ドーム)で菅野が7回5安打1失点の粘投。初回に大城卓の2点適時二塁打が飛び出すなど4―1で勝利し2年ぶり9度目となる10勝目をマークした。
指揮官は「粘って、粘って頑張ってくれていたので、ナイスピッチングでした」と背番号18を称賛。昨年は4勝と苦しんだ右腕に、「貯金が8つあるのかな? やっぱり貯金できる投手って素晴らしいなと思うので、自信にして15勝、16勝とできるように頑張ってほしいなと思います」とエールを送った。
続けて今年の菅野の違いについて、「やっぱり今年に懸ける意気込みがキャンプからも違った。それを若い選手、チームメートも見ていたと思うんだけど、それがこういう成績になっているんじゃないかなと僕は思います」と普段の姿勢に目を細めた。