高須クリニック名古屋院の高須幹弥院長(49)が4日、自身のユーチューブチャンネルを更新。パリ五輪の柔道混合団体決勝(3日=日本時間4日)で話題になったデジタルルーレットについて言及した。
日本は決勝で開催国フランスに敗れ、銀メダルに終わった。3―3から代表戦の階級を決める際に、デジタルルーレットによる抽選で90キロ超級に決定。斎藤立は、今大会100キロ超級金メダリストのテディ・リネールに一本負けを喫した。これが〝疑惑のルーレット〟〝リネール確定ガチャ〟と呼ばれ、波紋を呼んでいる。
高須氏は、デジタルルーレットについて「公平なルーレットであったとしても印象が悪い」といい、「自国開催のオリンピックで、リネール選手が選ばれ、リネール選手が勝って、フランスが勝利したじゃないですか。めちゃくちゃドラマチックだったんですよ。だから、フランスの観客とかフランスの選手にとってはめちゃくちゃ盛り上がったと思うんですけれど、傍から見ると、このデジタルルーレット怪しいんじゃないの?って思っちゃうんですよ」と、自身もルーレットに対して懐疑的な印象を抱いたことを明かした。
高須氏は「第三者が見て明らかに公平で、裏で仕込んでいないのが分かるシステムにすべきだと思うのに、あえてデジタルルーレットにする必要はない」と、くじ引き方式での抽選を提案している。