女子プロレス「スターダム」の鹿島沙希（３１）が、「ゴッズアイ」を裏切った小波を制裁した。
７月２３日後楽園大会のゴッデス王座戦で、朱里と同王座を保持していた小波が試合中に造反し、極悪軍団復帰を表明。鹿島は人間不信に陥った朱里を支え「朱里さんにどこまでもついていきます！」と忠誠を誓っていた。
４日の浜松大会では極悪軍団「大江戸隊」改め「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．（ヘイト）」とゴッズアイの全面戦争が勃発。鹿島は朱里、妃南、レディ・Ｃ、八神蘭奈と組み、渡辺桃、テクラ、小波、吏南、フキゲンです★のヘイトと対戦した。
試合が開始すると両軍が入り乱れ大乱闘に。場外で大暴れするヘイトにめった打ちにされたが、ゴッズアイも負けじと立ち向かい、リーダーの朱里が渡辺に重たい蹴りで反撃する。その後もゴッズアイが好連係を連発し小波を追いつめた。
だが、鹿島が敵軍に捕まるとピンチに。テクラに革ヒモで殴られ、小波に側頭部を蹴られると意識をもうろうとさせた。それでも鹿島はヒザ蹴りを狙った小波を得意の起死回生で丸め込み、起死回生の３カウントを奪取。朱里の敵討ちに成功した。
試合後、マイクを持った鹿島は「おい小波、お前が何をしようが私は逃げないよ。私はずっと朱里さんの横にいるし、朱里さんを守るし笑顔にする。お前らからは逃げない」と珍しく強気に言い放った。
復讐に燃える朱里も「小波、逃さねえぞ。楽しみにしとけよ」とにらみつける。すると鹿島は「朱里さん、私はアイツらから逃げない。その代わり、何かあったら守ってください」と朱里に抱きついた。
また、妃南とレディはゴッズアイ加入を懇願。朱里が快諾すると、鹿島も「妃南ありがとう、大歓迎。レディ、お前は荷物持ちから」としぶしぶ承諾し、新生ゴッズアイが誕生した。
なお、妃南は双子の姉・吏南の持つフューチャー王座への挑戦を表明。王者も承諾し、リーグ戦「５★ＳＴＡＲ ＧＰ」優勝決定戦の舞台である、３１日の東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ大会での王座戦が決定的になった。