パリ五輪サッカー男子日本代表の大岩剛監督(52)が、自身の去就について語った。
大岩ジャパンは2日(日本時間3日)に行われた準々決勝で優勝候補のスペインと対戦し0―3と完敗。悲願のメダル獲得はならなかった。
チームは4日に帰国し、羽田空港で取材に応じた。大岩監督は大会を振り返り「レベルの高い試合ができましたし、選手にとってはいい刺激になった。これを次につなげてほしい」と奮闘した有望株たちにエールを送った。
パリ五輪を終えたことで、指揮官の今後の去就にも注目が集まる。「サッカー界に携わっていきたいというのはずっと思っている。今回のような経験は次に生かさなければならない」と強い意欲を示したが、具体的な進路については「僕自身もわからない。オファーがないとこの仕事はできないので、そういった準備はしておきたいと思う」と明言は避けた。
8強敗退とはいえ、日本は1次リーグを全勝で首位通過するなどパリで存在感を見せた。指導力を発揮した大岩監督の新天地は果たしてどこになるか。