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【競泳】銀メダルの松下知之 日本勢唯一の表彰台も「チーム全体で競泳界を盛り上げていきたい」

東スポWEB 2024年8月4日 20時29分

【フランス・パリ4日発】パリ五輪の競泳男子400メートル個人メドレーで銀メダルを獲得した松下知之(東洋大1年)がパリ市内でメダリスト会見に出席し「ずっと夢だった舞台で自分のパフォーマンスを出せて銀メダルを取れてうれしい」と声を弾ませた。

28日の同種目決勝では、得意の自由形でライバルを振り切った。初出場ながらも、堂々たる泳ぎで自己ベストを1秒42更新。「メダルを取っていろんな人からお祝いのメッセージが来たり、家族にいいところを見せられてよかった。家族に直接会うことはできなかったが、電話などで『いい旅行ができた』と。五輪のメダルだけを考えて練習してきたので、苦しい練習も乗り越えて取れたメダルだと思う」と振り返った。

今大会の日本勢は3日終了時点で、メダルを獲得したのが松下のみ。今後の日本競泳界を引っ張っていく立場となるが「今回のメダルは自分だけだが、自分以外にも力のある選手がいる。そういう人たちとチーム全体で競泳界を盛り上げていきたい」と決意を述べた上で「まだまだタイムが狙いそうなので、タイムを上げたい。レース終わってからの方が調子がいい。6秒台まで行けるような感覚がある。4年後に(レオン)マルシャンにどれだけ近づけるかを目標に頑張っていきたい」と展望を口にした。

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