ボートレース芦屋のGⅠ「全日本王座決定戦 開設72周年記念」は4日、予選最終日が行われた。
宮之原輝紀(26=東京)は4日目8R、5コースから鮮やかなまくり差しで艇団を割って、上位進出。バックで一気に先マイしたイン辻栄蔵に並ぶと、勢いそのままに2M先に回って1着でゴールした。3日目終了時点の27位から13位までジャンプアップして準優進出を果たした。
「ペラを叩き変えて、ターンのストレスはなくなった。展示から乗りやすかった。伸びていくことは全くないが、4日目は良かった」と気配も上向いている。
昨年は自己最多の6Vも今年はここまで1V。ただ、主戦場が一般戦から記念戦線となったことも影響している。その中でも3月の戸田SGクラシック、5月の平和島GⅡモーターボート大賞で優出している。「外枠なんで展開待ちになるんですが、精いっぱいいきたい」と、まずは優出を目指す。