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【阪神】ナイン鼓舞する前川右京の〝クセ強め〟円陣 発言パクられた島田海吏の心中は…?

東スポWEB 2024年8月5日 5時29分

阪神は4日DeNA戦(横浜)に4―0で快勝。3カード連続の勝ち越しを決め、貯金を「8」に増やした。

この日も猛虎打線が奮起。初回一死二塁から森下の10試合連続打点となる左前適時打で先制すると、5回には佐藤輝の2試合連発となる8号3ランが飛び出し、一気に突き放した。先発・西勇も5回無失点の好投を見せ、石井―桐敷―ゲラ―岩崎の救援陣が零封リレー。投打がかみ合い、岡田監督も「流れ変えるというか、(佐藤輝の)3ランは大きかったよなあ。西も厳しいところ突いてファウル、ファウルなってたけどゼロに抑えとったからな」とニンマリだった。

一方で、チームが上昇気流に乗る一つのキッカケとなったのが、〝クセ強め〟の試合前円陣だ。前川右京外野手(21)が前半戦最終戦となった7月21日の広島戦(甲子園)から、先輩・島田海吏外野手(28)の発言を引用した声掛けでナインを鼓舞。「今日も偉大な方から一言もらいました。『人は失敗する生き物』。By 島田海吏。さあ、いこう!!」「2022年の春キャンプでワンデー・キャプテンの時に一言いただきました。『俺についてこらんばい』。By 島田海吏」などレパートリーは豊富で、周囲は爆笑の渦に包まれていた。

前川にとって島田は7歳年上の先輩ではあるが、〝深みを欠いた迷言〟を絶妙にイジリつつ、チームを勢いづけていたようだ。

自身の発言をパクられている島田は「まあ、験担ぎでしかないですよね。やっていいとも、ダメとも言ってないけど、その流れになったので勝手にやってるんじゃないですかね」と苦笑い。〝愛されキャラ〟のポジションをつかんでいるように思われるが「いやあ、バカにしてるだけでしょ(笑い)」と切り捨てつつ「もはや名言じゃないし、あれは僕の自己紹介みたいになってるんで」と新たな〝迷言〟を残しながら消えていった…。

とはいえ、2日のDeNA戦(横浜)まで8連勝。円陣が好影響を与えていたことは間違いない。

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