ＴＢＳの安住紳一郎アナウンサーが５日、未明から早朝にかけて放送されたパリ五輪の中継に東京のスタジオから出演。総合司会を務める「ＴＨＥ ＴＩＭＥ，」は休んだ。
世界選手権を毎回放送しているＴＢＳにとって陸上は看板競技。しかもこの日は花形の男子１００メートルが準決勝、決勝と行われ、日本のサニブラウン・ハキームは９秒９６の自己新記録を出しながらも、決勝進出はならなかった。
同局は６日も未明（５日深夜）から男子３０００メートル障害予選、男子棒高跳び決勝など陸上を中心に放送する。パリ五輪放送の総合司会でもある安住アナは、陸上の解説を務めた北京五輪のリレー銀メダリスト朝原宣治氏とスタジオ出演。終了間際の午前５時２０分ごろ、「朝原さんは京都からお越しということですが、今日は東京に泊まっていただいてまた来ていただく…」と昼夜逆転生活に話題を振った。
「そうですね、今からちょっと帰れないんで、泊まります」と朝原氏。安住アナが「男子１００メートルは準決勝３つ、決勝１つと、相当濃いレースかなって感じがしますね」と水を向けると、朝原氏は「そうですね。ちょっと興奮しているんで、今朝方ですけど、しばらく寝れないような気がしてます」と気持ちの高ぶりが冷めやらない様子をうかがわせた。
すると安住アナは「赤坂で朝からやってる店を何軒か紹介したい」と持ち掛け、朝原氏は「ありがとうございます」。２人の間で笑い声が湧き起こった。
続く「ＴＨＥ ＴＩＭＥ，」は通常より５分遅れの５時２５分にスタート。キャスター陣のセンターに立った宇賀神メグアナが「安住アナウンサーはパリオリンピック中継のためお休みです」と報告した。安住アナはかねて〝働きすぎ〟が視聴者から心配されており、休みに「良かったあ」と反応するＸ（旧ツイッター）投稿もあった。