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青木美保「大輪の花~第二章~【感謝盤】」八代亜紀さんに、40年支えてくださった皆様に感謝

東スポWEB 2024年8月5日 14時6分

【東スポ音楽館】今年デビュー40年を迎えた歌手の青木美保が今月21日にリリースするシングルが「大輪の花~第二章~【感謝盤】」(作詞・八代亜紀/補作詞・山本茉莉/作曲・弦哲也)だ。同じ熊本県出身で昨年末に亡くなった八代さんが作詞した楽曲だ。

――「大輪の花~第二章~」はどんな作品ですか

青木「東京に憧れて故郷から出てきたものの、なかなかうまくいかない。それでも苦しさや悲しさを胸に秘めて、故郷や両親に思いをはせながら、前向きに生きる女性の歌です」

――2000年に書かれた「大輪の花」が土台となっていますが、八代さんが歌を書くきっかけとなったのは

青木「私の両親が、八代亜紀さんのところにごあいさつにうかがって、安心したように2人並んで帰っていく後ろ姿を、八代さんが見送ってくださった。そのときに“詩が浮かんだの”と手渡してくださったのが、『大輪の花』の歌詞です」

――ただ、曲ができた当初は歌わなかった

青木「『大輪の花』は、2000年にシングルとして発売する予定でしたが、この年、私がけいれん性発声障害を発症して、思うように歌うことができず、発売を中止しました。その後、歌手活動をお休みし、2011年に復帰してから、アルバムに収録しました。コンサートでも評判が良く、ぜひシングルにというお声をいただいたのですが、25年前の私と両親のことを詩にしてくださっていたので、今、発売するには、主人公の女性の設定が若いということになり、八代さんに部分的に手直ししていただいたのが、『大輪の花~第二章~』です。『大輪の花』は少女、『大輪の花~第二章~』は大人の女性をイメージされたそうです」

――20年に「大輪の花~第二章~」はシングルとしてリリースされていますが、今回「感謝盤」としてリリースする思いは

青木「今年デビュー40周年にあたり、新曲をというご提案をいただいたんですけど、もっとこの曲を皆さまに聴いていただきたいという思いがありました。そんな中、八代さんの訃報が届いて、しばらく何も手につかない状態でしたが、感謝の思いを形にしたいと、感謝盤の発売になりました。八代さんへの感謝はもちろんですけど、40年私を支えてくださった、すべての皆さまへの思いでもあります」

――ファンへのメッセージをお願いします

青木「感謝盤をお買い求めくださった方の中から、抽選で100名さまをご招待させていただく、40周年記念のスペシャルライブイベントも開催いたします。ご応募、お待ちしています」

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