プロフィギュアスケーターの村上佳菜子（２９）が５日、フジテレビ系「めざまし８」にフジテレビ解説委員の風間晋（６５）とともに出演。ルーレットが物議をかもしているパリ五輪の柔道混合団体決勝（３日＝日本時間４日）について言及した。
決勝で日本は開催国フランスに３―４の大逆転負けを喫して銀メダルに終わった。最終決戦では、３―３から行われる代表戦の階級を決める際にデジタルルーレットによる抽選が行われた。すると、今大会の１００キロ超級金メダリストでフランスの国民的英雄テディ・リネールが出場する９０キロ超級に決定。フランスに最も有利な結果となり波紋を呼んだ。
風間は、「ルーレットでしょ。そもそもインチキ臭い」と指摘した。そのうえで「僕が思うのは混合団体というのはある意味盛り上げるためというか。人気を沸騰させるために始めた側面があると思う」と種目について分析。「そういう意味では、ある程度の演出があってもそれはありなんじゃないかって僕は思う」と持論を語った。
一方で村上は「私がアスリートやってきて思うのは、持ってる人は持ってる。ここぞという時にやってくれるし、ここぞで選ばれたりというところもある」とコメント。「だから、どうなんでしょう」と苦笑いを浮かべていた。