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ホワイトソックスが悪夢の20連敗で不名誉記録の更新寸前 それでも「監督は解雇されない」

東スポWEB 2024年8月5日 15時36分

ホワイトソックスが不名誉記録の更新に迫っている。4日(日本時間5日)のツインズ戦に7―13で敗れ、MLBで36年ぶりの20連敗。1988年にオリオールズが喫した21連敗のア・リーグ記録まであと1敗となり、21世紀では初の記録となった。

先発のフレクセンが2回にエラーがらみで先制点を許すと、2回には適時打3本とルイスの13号3ランを浴びて6失点。7回にベニンテンディの9号2ランなどで3点差に追い上げるも終盤に突き放され、完敗した。フレクセンは「もう言葉がありません」と肩を落とし、グリフォル監督は「我々は20回連続で負けている。痛いし、最悪だ。だた、これを過去のものにするために方法を見つけ、プロ意識を持って明日やるべきことをやるしかない」と力なく前を向くしかなかった。

10日(同11日)のダブルヘッダー第2戦から連敗が続き、オールスター明けも止まらず20連敗。ここまで114試合で27勝87敗で借金60。ア・リーグ中地区の首位ガーディアンズに41・5ゲーム差をつけられる孤立の最下位で、史上ワーストの23連敗(1961年、フィリーズ)、シーズン最多120敗(1962年、メッツ)も見えてきている。

米メディアも厳しい論調を続け、「BVMスポーツ」は「今後のアスレチックス戦とカブス戦は23連敗の記録に並ぶか、記録を破るチャンスとなる」とヤユしている。また「USA TODAY」は先日グルフォル監督がオーナーのラインズドルフ氏、GMのクリス・ゲッツ氏と長時間の会談を持ったとし「監督を解雇しないことを決定した。だが、シーズン終了前に解雇される可能性はまだある」などと報じられている。

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