落語芸術協会の会長を務める春風亭昇太が５日、四代目桂米丸（本名・須川勇）さんの死去を受けてコメントを発表した。
同協会によると、米丸さんは１日に老衰のため、都内の病院で亡くなったという。９９歳だった。１９４６年に入門し、日本芸術協会（現・落語芸術協会）の会長を務め、２０００年には最高顧問に就任していた。新作落語の第一人者として知られている。
昇太は「桂米丸師匠は長年にわたり落語芸術協会の会長として尽力され難しい局面でも協会をまとめ、新作落語のトップランナーとして落語界の発展に貢献されてきました。長きにわたり高座を務められた９９年間の立派な人生に尊敬と感謝を込めてご冥福をお祈りいたします」とコメントした。