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大谷翔平に米メディアが〝投手引退勧告〟 ベーブ・ルースのように打者専念なら650本打つ

東スポWEB 2024年8月5日 17時3分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は4日(日本時間5日)、敵地でのアスレチックス戦に「1番・DH」で出場し、4打数無安打で3試合ぶりのノーヒットとなった。

それでも前日には3盗塁を決め、日本選手初の「30―30(30本塁打ー30盗塁)」を達成。打率3割6厘、33本塁打はナ・リーグトップで、打点はトップのオズナ(ブレーブス)まで7差の79で2位につけており、3冠レースの主導権を握ったままだ。

「打者専念」で打撃記録を次々と塗り替える大谷に対し、米メディア「クラッチポイント」はこの日「大谷翔平はベーブ・ルースを真似して半引退すべき理由」と題した記事を掲載。「大谷翔平は投手から引退したほうがいいかもしれない。ベーブ・ルースは投手をやめたときに彼の潜在能力を最大限に発揮した。大谷が野球界最高の打者であることはすでに分かっているが、彼がピッチングをやめればさらに良くなるかもしれない」と、元祖二刀流のルースを引き合いに出し〝投手引退〟を進言した。

レッドソックスでは二刀流で活躍していたルースはヤンキース移籍をきっかけに打者に専念。ヤンキースでは15シーズンで打率3割4分9厘、659本塁打、1978打点(通算成績は打率3割4分2厘、714本塁打、2217打点)をマークし、唯一無二のスーパースターとなった。

「大谷がいま投手をやめたらルースのように15シーズンも良いシーズンを過ごすことはできないだろう。ベーブが投手をやめたのは25歳で、大谷は30歳。ただ彼(大谷)のパワーの数値はおそらくルースのように増加するだろう。彼がドジャースとの契約期間中の10年間で約45本塁打を打つと予想しよう。彼はキャリアで約650本の本塁打を放つことになる。この数字はドジャースファンが翔平の投球を二度と見ないとしたら、喜ぶのに十分だろうか?」

大谷は昨年9月に右ヒジ手術を受け、打者専念の今季は投手リハビリを続けている。来季は投手復帰し二刀流に戻る方針だが、今季の活躍ぶりを見ると大谷が今後も打者に専念した場合、いったいどんな記録を残すのか、誰もが気になるところだ。メディアから〝投手引退勧告〟が出るほど、大谷のバットは魅力であふれている。

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