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【巨人】堀内恒夫氏「前半戦のような貧打では厳しくなるぞ」 9連戦前に岡本和真らへ警鐘

東スポWEB 2024年8月5日 17時31分

セ・リーグ2位の巨人は6日から首位の広島を本拠地・東京ドームで迎撃する。その差は1ゲームで首位攻防の3連戦となるが、その後も中日、阪神と14日まで9連戦が続く。

巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(76)は5日、自身のブログに「ピッチャーがバテてくる頃」とのタイトルで新規投稿。4日のヤクルト戦に先発し、7回1失点の好投で2年ぶりの2桁勝利に到達した菅野に触れ「10勝2敗 彼の8勝の貯金は大きい。頼れるベテランが戻ってきてくれた」とねぎらった。

ただ、堀内氏が気にかけているのは投手陣のコンディション面。特に20代で1年間活躍した経験がない若手の起用法だ。すでに先発ローテの柱となっている戸郷だけは「若手と同じように大目にはみてやれんが(笑)」と除外した上で「その前日に投げた井上温大は5回持たずに降板した。良い判断だったと思うよ。赤星しかり、若くてローテーションを守って投げるのが初めてとなると これまでコンをつめて投げてるはずだからちょうど疲れが出てくる頃なんだよね。だから、今は大目にみてやって早めに交代することが必要になってくると思う」と歓迎した。

さらに、バテる要因として「俺が現役の時代より夏の暑さはより厳しくなっているだろうし 球場に屋根があるかないか、とか ピッチャーの起用法も変化して完投を想定した投げ込みの数が少ないのもバテる原因としてあると思うんだ」と地球環境の変化や投手分業制も挙げた。

もっとも、投手陣がいくら無失点で抑えても攻撃陣が点を取らなくては勝てない。堀内氏は「これまでの巨人はピッチャー陣の頑張りで首位にいれたけど これからは打ってやらんと」とズバリ言い切り「前半戦のような貧打では厳しくなるぞ。今年は、岡本のチームだ。彼が中心になって奮起してもらわないとね」と警鐘を鳴らしながらゲキを飛ばした。

今季の岡本和はリーグ2位の17本塁打、同1位の57打点ながら打率2割6分(同14位)の成績。球宴明けの9試合で1本塁打、3打点と伸び悩んでおり、主砲の爆発に期待している。

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