Infoseek 楽天

【バレーボール】ブラン監督が石川祐希、高橋藍の復調に期待「いいプレーをしてくれる」

東スポWEB 2024年8月5日 17時33分

【フランス・パリ5日発】バレーボール男子日本代表のフィリップ・ブラン監督が日本協会を通じ、イタリア戦の展望を語った。

1972年ミュンヘン五輪以来の金メダルを目指す男子代表は、1次リーグC組を3位で通過。2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝のイタリア戦は5日午後1時(日本時間午後8時)から行われる。

指揮官は「ドイツ戦では強いサーブに対しパスがよかった。アルゼンチン戦ではブロックとミドルブロッカーのプレーがよく、米国戦は西田有志選手のプレーがよかった」と1次リーグを回想。その上で「チームプレーがわれわれのキーになる。イタリアは今まで(五輪で)金メダルを取ったことがないので圧力を持って挑んでくる。その時に一つひとつのボールに食らいついていけば、イタリアのマインドに迷いが出てきて、われわれに勝機が出てくる」と勝利のカギを口にした。

1次リーグでは石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)の調子が思うように上がらなかった。それでも「髙橋藍選手の場合はケガがあって、ネーションズリーグの後半戦に出場できなかった。そこから少しずつ、試合ごとによくなってきているので、次の試合が彼のピークになることを願っている。石川選手の場合は、ドイツ戦の最初はいいプレーをしていた。試合の結果やふくらはぎをつって少し自信を失ったように感じる。ただ、次の試合では(調子が)戻っているだろうし、イタリア相手に彼は特別な感情を持っているので、何かいいプレーをしてくれることを期待している」と心配はしていない。

頂点取りに向けては「メダルを取りに五輪に来ている。メダルを取るには決勝トーナメントに進まないといけないが、まずはそれを達成した。ここからの次の3試合、これまで築き上げてきたチームを見せたい。最後に日本らしいバレーができることを期待している」と力を込めた。

この記事の関連ニュース